スタッフ紹介

藤井 浩太朗先生

2016年4月~2019年3月 白河総合診療アカデミー 専攻医
2019年4月~ 白河総合診療アカデミー 臨床研修フェローシップ

藤井 浩太朗

福島県立医科大学
白河総合診療アカデミー
臨床研修フェローシップ(FS)
1期生

藤井 浩太朗

私は白河総合診療アカデミーの専攻医として3年間在籍し、家庭医療の研鑕を積みながら週に1日の研究時間で研究を進めました。

臨床面ではまず総合診療科で自分の骨格となる診療知識、技術を身につけ、北海道家庭医療学センターに国内留学をして家庭医療を本格的に学び、消化器内科で上部消化管内視鏡を自信が持てるようになるまで訓練し、放射線科で読影に専念するなど、とても充実したオーダーメイドな研修ができました。研究面ではデータベースの作成、解析、発表を完遂できましたが、さらに知識・技法を修得し深い議論ができるようになりたいとの思いから、臨床研修フェローシップ(FS)に進むことを決意しました。

FSでは3年間のうち半年間県外留学が可能で、京都大学の大学院生として半年間現地で学び、その後現在まで遠隔指導を受けております。京都大学では優秀な同期にも恵まれ、かけがえのない研究仲間を作ることができました。現在も遠隔で相談したり、ZOOMで討論したり雑談したりしています。また共同研究でメタアナリシスも着手しております。FSでは十分なサポート体制があり、時間的・金銭的には問題なく研究に専念できました。
白河ではRPM、ROMの機会に福原先生はじめ、アカデミー、京都大学の先生方から手厚く指導を受けることができ、いただいたコメントをもとに竹島先生をはじめとしたメンターの先生方に気軽に相談できる非常に良い指導体制があると思います。

またプライベートの面でもサポートが手厚く、1ヶ月間育児休暇をいただき育児に専念することもできました。他の比較するプログラムは現時点ではないと思いますが、比較的自由に、個人の希望に沿った研修が受けられることが特徴かと思います。
今後は白河で診療し初期研修医・専攻医の指導を行いながら、研究日を利用して研究を進め、福島のプライマリケアの向上に貢献できればと思います。

藤井 浩太朗
藤井 浩太朗